元塾講師が語る「単語カードって必要？？単語学習に本当に必要なものとは。」
こんにちは。
貴方は単語を学習するとき何を使いますか？
一番ポピュラーなやり方が単語カードを使った勉強方法です。これは単語カードの片面に英語、反対側に日本語を書いて訳と照らし合わせるやり方です。
人によって細かいやり方は異なりますが単語カードを採用している人は多いはず。でもききますよね。
単語カードは使わないほうがいいよ！
なんて。あれ半分嘘で半分本当です。
やり方によってはその効果はピンキリで変わってくるので、単語カードはいらないというのは嘘ですし効果がないのは人によっては本当です。
では、どうして単語カードは効果がないと言われてしまうのでしょうか。
単語カードが効果無しと言われる理由は？？
先ほどもお話しした通り単語カードの合う合わないは人それぞれ。
合わない人はそれなりに理由があって合わないんです。その合わない人の理由、単語カードが効果無しとなってしまう理由は
そもそも使わない
単語カードってそのほとんどが手作りです。そうなると自分で作ることになります。30単語だったら日本語と英語の両面でザッと60項目書くことになります。この60項目を書く作業で満足してしまってカバンに単語カードを入れたものの開かない。という方はたくさんいらっしゃいます。
同じところしか見ない
というか「最初の方しか見ない。」が正しいのではないでしょうか。移動中しか単語カードを見ない場合、どうしても30枚全部を見て覚えること(意識して見ること)は難しくなります。
ではどうすればいいのでしょう。
１日１回シャッフルしましょう。そうです。混ぜてしまえばいちばん前に来る単語は毎回毎回変わります。そうすれば１日10枚しか確認できなくても大丈夫ですよ！！
単語カードの正しい運用法とは
今のやり方が合っているという方はサラッと読んでいただけたら大丈夫です。もし0.1個でも収穫があれば嬉しいです。
ただ、単語カードの使い方がいまいちわからない方へお勧めの使い方がありますので是非ご活用ください。
１単語カードをシャッフルする。
これは先ほど書いたので細かいことは省きますがつまりはいつもの同じ部分を見るのならその部分に入る単語を変えて仕舞え。という発想です。
２週に一度は中身の総とっかえをしよう。
これは少し手間がかかりますがご紹介します。まずはいつも使う単語カード群を《まだ覚えていないもの》《すでに覚えているもの》の２つに分けましょう。
単語カード作りたてホヤホヤではなく運用開始からしばらくして単語カードに挟む単語が多くなってきた頃がこの作戦の実行時です。目安としては50枚ワンセットなので100枚くらいを半分にするくらいの気持ちです。
まず単語カードが１つだったらそれを２つにすでに分けていたら全てぐちゃぐちゃにして結構です。その単語カードを一枚取って英語がたまたま表にきたら英語の方を見て、逆に日本語の方が表に来たら日本語を見て、1秒で訳せたら《すでに覚えたもの》にいれましょう。そうでないものは勿論、《まだ覚えていないもの》に加えましょうね。それを繰り返すと段々と《すでに覚えたもの》に加わるものが多くなると思います。すでに覚えたからと安心せず、たまには見返すことも大切ですよ！と、やっていくと段々と《まだ覚えていないもの》が少なくなると思いますが、それはただ減るというよりも、習った単語や映画や本で見た単語(覚えたい単語)を次々続々と足せばよいのです。なので達成感は覚えた単語のカードをみて感じてください。
その方が「まだこんなにある...。」とはならず「もうこんなに覚えた！もっと頑張ろう！」ってなれますしね！！
今回は英単語カードの使い方について書きましたがいかがでしたか？
なかなか評判の悪い？英単語カードというものも使い方によってはとんでもない効果をもたらすことがあります。
英語は言葉。ということは単語を知らなくては話が始まりません！！もし自分のやり方が分からない方、見つからない方がいましたらぜひとも参考にしてみてくださいね！！
もちろん、応用として英語以外の言語の韓国語中国語ロシア語など他の言語の勉強としても使えます。日本語を勉強中の外国人の方にもおすすめのやり方です！！語学マスターになっちゃいましょう！
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